3月17日ー27日広島真行寺で保科豊巳氏の平和をテーマにする個展が行われた。期間中延べ200人近くの観客は会場に訪れ、熱心に保科さんの作品を観賞した。モダンな浄土真宗のお寺で本格的にも現代芸術展の開催は日本の寺院でも珍しく開催前から話題を呼んでいた。朝日新聞を始め、中国新聞、RCCラジオなどの報道機関も保科豊巳個展を取り上げた。
保科豊巳平和展を主催するギャラリーshanbaraのオーナー肖金徳は広島在住した経験があり、原爆の悲惨さと平和の大切さをいかに多くの人々に知ってもらうためにこの個展を企画した。
「世界情勢不安定の中、日本文化に対する関心がますます高まる。日本文化を理解するには檀家制度の寺文化が欠かせない。近年教養のある海外の客さんもよく日本のお寺を訪ねるようになった。日本の文化を強く意識した保科豊巳さんの作品を通じて日本文化の良さを知ってもらいたい」と肖金徳が話す。
広島の真行寺は被曝寺として昨年モダンなお寺に改修し、本格的な芸術展に全面的に協力した。「これからもいろいろな本格的芸術展を通じて、多く日々とお寺に親しんでもらいたい」住職の中原さんが話した。
朝日新聞広島版2019日3月15日朝刊
朝日新聞2019年3月18日朝刊
中国新聞2019年3月23日朝刊 情報交差点